押井守の出世作でループ物の元祖と言われる本作。 頭からナチスネタぶっこんでいるのを見てちょっと苦笑いしてたら、連合赤軍ネタも混ぜられていて、更に笑いが引きつった。
他人のキャラを借りて、えらいことやってるこの人。
え、連合赤軍の話ってギャグ漫画でやっていいの……?
押井守の映画は実は他に見てないんだけども、「キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャーは冷戦のメタファー」と言い出すおっさんが何も仕込んでいないわけがない……。
「ビューティフル・ドリーマー 連合赤軍」で検索しても、哲学者の東浩紀さんが「ビューティフル・ドリーマーのラムちゃん=永田洋子」と語っている発言しか出てこないのが寂しかったので僕のブログで触れておきます。
多分、押井守と同世代の人なら一発でピンと来るネタだったと思うんですけれども、最早連合赤軍なんて語られないですしねえ……。
ちなみに、僕は連合赤軍やあさま山荘事件についてはレッド(著:山本直樹)で知ってるだけのニワカです。
温泉マークの学校閉鎖
ヘルメットを被った温泉マークが学校を閉鎖して、あたる達を追い出すシーン。
安保闘争の映像で見た「機動隊vs学生」の構図に似てるな~~とか思ってたら、あたるが学生による自治を語りだして、取り巻きが「異議なし!!!」と言い出してるのを見て駄目だった。その返事はレッドで読んだやつです……。
メガネの人民裁判
チビがチョコを黙って店から持っていこうとしたことが原因で、メガネによって人民裁判にかけられます。
些細なことで問題扱いされてなんやかんやで人民裁判にかけられる流れ、レッドで見たぁ……。
探せばもっとあるのかもしれないけど、目に付いた連合赤軍ネタはこれだけ。
考えすぎかもしれないんですけれども、東浩紀さんも「ビューティフル・ドリーマーは連合赤軍のメタファーだ!」と言ってるし、あんま気のせいじゃないとは思ってます。
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