目次
概要
ただ「問い」を変えてみることによって、職場や家庭の、もっとも厄介な問題に、よりよい「答え」を導けたら……
どうすれば、良い問いになるのか。 問う能力は、いかに磨かれるか。
より良い解決策は、より良い問いから導かれる――MITの世界的イノベーティブシンカーが、「問い」研究のすべてを明かす話題の書。
イケてる答えが浮かばないのは、イケてる悩み方をしないせいだ
僕の今までのゲーム上達方法は、ググって出たものを取り入れるか人から聞いたものをパクるのどちらかでした。
頭が固いので、ゲームの攻略を考えるのがあまり得意ではないんですよね。
結果が伴えば上達の方法なんてどうでも良いんですけれども、自分で考えられるに越したことはないなぁと思って今回の本を購入。
「答えを出すのがゴールじゃない。思わず答えを考えたくなる問いを考えるのがゴールなのだ!」という結論の本なのですが、自分なりにこれは使えそう!と思ったポイントをまとめていきます。
問うために必要なこと①:間違いを認める
古代ギリシャ時代から提唱されている成長メソッドですね。
自分が間違っていると思っていなければ、そもそも問いは生まれません。
とはいえ、格闘ゲーム界隈を見渡してみると「俺は謙虚だ!」と自分で思い込んでいるだけで実が伴っていない異常者が多い印象。
かくいう僕も自分のミスを認めるのが難しいときが多いのですが。
都合の悪いデータや事実、批判に対して、目を背けず、疑問をガンガン生み出していくスタンスが必要なようです。
問うために必要なこと②:脳に新しい刺激をガンガン送る
具体的には
- 旅行に行く
- 長期の休みでのんびりする
- 人に相談してみる
など。
かの有名な格ゲー神・ウメハラさんも「散歩するときはなるべく知らない道を通るようにしている」と言ってたりしますね。
この本の中には「どんな問題設定をすれば今抱えている悩みを解決出来るか」をテーマに、複数人でブレーンストーミングすることを推奨しています。
自分以外の視点を混ぜれば、否が応でも新しい刺激になりますからねえ。
問うために必要なこと③:黙って考える時間を作る
安易な結論に飛びつかないようにするということですね。
思い返してみれば、「練習時間が足りないから格ゲーのコマンド入力が上達しないのでは……?」と考えていた頃は良い結果が出なかったんですよね。
それよりも社会人になって「そもそもどんなコマンド入力が自分は苦手なのだろう……」と考えている今の方がコマンド入力には自信があります。
「今すぐに思いつくレベルのことで満足してしまう」というのは、やる気のある人ほど陥りやすい罠なので気をつけないといけないですね……
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