【アニメ感想】「自分が何者にもなれない現実」から目を背けて生きるとロクなことがない(オッドタクシー4話~6話)

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リアルすぎて、ところどころ心に刺さってきますねこのアニメ。

それも嫌な刺さり方をする。

オッドタクシー (小学館文庫)

 

 

 

4話 田中革命

今回の話、格ゲー界の「ファッションガチ勢」が暴走している様とちょっと似てるよなあ、と思いました。

自分は価値ある人間であるに違いないという願望承認欲求がごちゃ混ぜになったカオスに突き動かされているところが特に。

 

ファッションガチ勢というのは僕の造語です。

ちゃんとした定義は無いのですが、「自分は格闘ゲームがないと生きていけない」「格闘ゲームに人生を賭けている」と妙な極論をしょっちゅう口に出す、あるいはツイートするくせに、行動が伴っていない人を、僕はそう呼んでいます。

そういう人は「自分が何者にもなれない」という現実から目を背けるために「格闘ゲームをガチでやってます」とキャラ付けで言ってるんだろうなあ、と。

 

この話の主人公の彼も、「自分が何者にもなれない」という現実から目を背けるために銃を手に取ったように見えるんですよねえ。

まあ、それが理解出来てしまうのは、自分もそういう時期があったからですけどね。

いやはやお恥ずかしい。

 

5話 アイドルなんて呼ばないで

作中で何回か登場している3人組アイドルにスポットライトを当てた回。

他の話の要素が徐々に繋がってきました。

アイドル3人組のうちの一人が車内にスマホを忘れちゃいましたけど、ここから話がどう繋がっていくのでしょうか。

そういえば小戸川の睡眠障害の理由があまり明かされていませんね。

他人との繋がりが希薄なことが理由ですかねえ。

 

6話 なんでやねんが聞きたいよ

キャバクラに行ったときのいたたまれない空気、わかりすぎる。

こっちがお金払って気を使ってる感じになっちゃうんですよねえ。

ソシャゲの彼といい、柿花といい、分不相応な承認欲求を持った人間から不幸になっていってますなあ。

この分だと、カバもミステリーキッスのセンターも危うそうですね。

 


 

 

プロフィール

読書好きのゲーマー。
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