読書好きなので、読書の効用を示す話がすごく好きだ。
頭が良くなるから本を読むわけではないけど、本を読むついでに頭が良くなっているなら儲けた気がするからだ。読書数=年収の高さの法則はあまり信じていないけれども。
だから、自己暗示の意味も込めて、本を読んで良かったアピールをしようと思う。前にもしていたかもしれないけど。
読書は自分を大きく変化させる
一番驚いたのは自分の変化だ。
元々は意見を言うことがが苦手な人間だったし、今もそれは変わらない。
でも、読書をしていくうちに「言った方がいいこと、得すること」が世の中には溢れていることに気付いた。それはルールさえ守れば、正しく受理されることも。
それは、自分の人生経験だけでは決して得られなかった知見だった。
1年前の自分とは比較にならないぐらい性格が改善されているのを感じる。
この発想は論破力というひろゆきの本が一番役に立っていると思う。
「挑戦」に対する考え方も随分変わった。
人間は本質として怠惰で同じものにこだわりがち。だけれども、同じことをしていると脳は使わない機能を切り捨ててしまうそうだ。
それを知って、まず怠惰な自分を責めることはやめた。
次に、新しいことはそれだけで成長の糧になると前向きに捉えることが出来た。
これはどの本の影響を受けたとは絞り切れないけど、最近だとBRAIN DRIVENがその系統の内容で面白かった。
「思ったことをはっきり言った方がいい」「挑戦が大事」という言葉だけならよく見ると思う。1時間で読み終えられるような自己啓発書にも書いてある。
けれども、それはあくまで「言葉だけ」であって、その言葉に熱を感じることは出来なかった。
だけれども、今、約半年ほど本をひたすら読んで発信してを繰り返していくうちに、ようやくそれらの薄い言葉が熱を帯びて自分の内側に宿った。
年収は増えていないけど。
自己啓発書→プライムリーディング→自分で本を選ぶの順で読書するのがオススメ
でもどんな本を読めばいいか分からん!という人もいると思う。
自分のたどった形跡を書くと、まず最初はそれっぽい自己啓発書から読み始めていた。
具体的には与沢翼とか。
この手の本は3時間もかければ読了出来るように作られている。
読んで面白ければそれでいいと思う。
そもそも文字を読むことは人にとって負担なのだ。まずはそれに慣れることが大事だ。
実はこの手の本は、小説すら読まない層を対象にしているので、小説より遥かにシンプルで読みやすい。
活字リハビリにはもってこいだと思う。
それが何となく物足りなくなってきたので、次はタイトルが面白い本を無限に読んでいった。
AmazonPrimeのプライムリーディング、あるいは書籍読み放題のKindle unlimitedを使っていた。要は本のサブスクなんだけれども、つまらない本を読んでも財布が痛まないのがデカい。
それにも飽きたら「論文とか引用データのある本はすごい」ということを念頭に置いて本を選ぶと人生を変えるガチの良書に巡り当たる率がめちゃくちゃ上がる。よく分からなければ適当な読書ブログからおすすめの本を買ってみよう。
小説は別に好きなタイミングで読めばいい。
「楽しい」を忘れないように
「カミヅキ記録帳」というタイトルはこのブログのコンセプトそのままだ。
自分の見たもの、聞いたものをインプットアウトプットすることが目的のブログで、それ以上でもそれ以下でもない。
「儲けるためにブログをする」という発想は「読む」「書く」という行為に含まれる「楽しい」という感覚をないがしろにしてしまうので、なるべく心の外側に置くようにしている。
楽しいから本を読んで、楽しいから文字を書いているだけの営みをかれこれ1年ほど続けている。
それだけで自分は変わったと思えているので、読書とアウトプットは偉大なんだなあと噛みしめている。
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