能力の低い人ほど未来の自分を過信しすぎる傾向にあります。
少なくとも僕は完全にそのタイプで、「後でやろう」と思ったことはぜーーんぶ忘れてしまっていることが日常茶飯事で、そのせいで小さな損を重ね続けていたのですが、ここ2年ぐらいで何とか矯正することが出来ました。
重要な部分だけ先に書いておくと、
・ことあるごとにリマインくんというラインのbotを使ってリマインダーを設定する
・面倒でやる気の出なさそうなことはなるべく具体的な指示でリマインくんに登録する
これだけで意図しないサボりは減りました。
記憶に頼ると損をする
「届いた荷物を仕事帰りにコンビニに引き取りに行かなきゃ」と思って結局取りにいかなかったことが∞回あったんですけれども、これは僕が悪いんじゃなくて僕が自分の記憶に頼っているのが悪いという結論に至りました。
そもそも「〇時にアレをやる」を記憶するのは自分のような低スペには難しすぎるうえに、記憶することに脳の容量が使われるせいで自分の性能が目減りするんですよね。
なので、可能な限りやらないといけないことは今すぐやるようにしてるんですけれども、それが出来ないときはリマイン君に丸投げして忘れます。
後で思い出したい事柄と思い出したい時間を設定しておけば、指定した時間にラインを送って思い出させてくれる便利なbotです。時間は「〇時×分」と具体的に指定することも出来るし、「明日」「木曜日」みたいなアバウトな指定でもオッケー。
今の僕は本当にリマインくんに依存しきっていて、仕事の予定から家に帰ってからやりたいストVの調べ物はもちろん、「今日はちょっと寝不足だなー」と思ったら昼休みの時間に合わせて「昼寝する」ってリマインドを設定することすらあります。
リマインドをすっぽかしそうな作業には「具体的な指示」で抗う
思い出すだけの作業はリマインくんにぶん投げるとして、思い出したけどやる気の出ない作業ってあるじゃないですか。
たとえば「健康診断の事前チェックリストを書く」みたいな楽しくないタスクって、リマインくんに設定していても、そのときのゲームしたい欲求とかに負け続けて、実際に書くのは健康診断直前……とかよくあるんですよね。
そういうときはリマイン君に覚えさせる指示を可能な限り細かくしておきます。
どれぐらい細かくするかというと「机に座って、右側のボールペンを取って、カバンに入れているクリアファイルから健康診断のチェックリストを取り出す」ってぐらいにまで。
人間って抽象的な指示が苦手らしいんで、可能な限り具体的な指示を出した方が良いって何かの本に書いてました。確かヤバい集中力だったはず。
リマインくんで習慣化を狙う
生きるためのテクニックとして「大事なことを習慣にすることで脳の負担を減らす」みたいなやつがあるんですよね。
たとえば僕みたいに毎日ゲームをしてる人なら、服を片付けるのにはやる気を使うかもしれないんですけれども、ゲーム機を起動するのにやる気とかいらないし、何なら起動しないと気持ち悪いぐらいなんですよね。
それって習慣化してるから作業を始めるのにエネルギーを使わない状態になってるんですよね。
僕は、この習慣化のためにリマインくんを使うこともあります。
完全に習慣化するためには同じことを3週間以上しないといけないそうなんですけれども、たとえば「特定の時間に面白いホームページを見る」みたいな自分にとってあまり苦痛じゃないことなら2週間もあれば十分に習慣化します。
そういうレベルのことならリマイン君を同じ指示を同じ時間で毎日設定することで習慣化を狙います。
最近は習慣化アプリというのもあるみたいですし、そっち使ってもいいですけどねー。
とりあえずリマインくん便利なんでオススメです。
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