社会派ヒーロードラマみたいになってくんですかね。
1話 新たなる秩序
まず、 ファルコンの声優が溝端淳平じゃなくなった。それがめでたい。顔と声が合っているように思えなくて結構嫌な吹き替えだった。
第一話はすごく静かな始まりで、元ウィンターソルジャーのバッキーがカウンセリングを受けていたり、ファルコンが銀行から金を貸してもらえなかったりしていたところに、新キャプテンアメリカが登場して終了。新キャプテンを見たファルコンはすごい微妙そうな顔をしていた。
正直、とても退屈な1話だった。とりあえず新しいキャプテン・アメリカの噛ませ犬感がやばかった。あいつ、すぐ死にそう。
2話 星条旗を背負う者
2代目キャプテンアメリカが劇中で好意的に受け止められすぎている。日本ではクレヨンしんちゃんの声優ですら入れ替わる度に波乱が起きているというのに、アメリカでは外側さえ同じなら何だって良いんだろうか。いや、バッキーは違った。キャプテンアメリカの襲名イベントをテレビで見ながらポカーン顔。リアルに(゜д゜)みたいな顔をしていて笑ってしまった。
サムが大切な盾を政府に返してしまったことに怒り心頭のバッキーはすぐさまサムの元に抗議に向かう。2話にしてようやく主役同士の邂逅である。二人とも過去のMCU作品ではオマケ1とオマケ2みたいな役割だったが、このドラマでは人が変わったんじゃないかというぐらいにキャラが立っている。二人の凸凹とした会話が面白い。
そして、すぐに死ぬと思っていた新キャプテンアメリカは意外にもまともに強い。旧キャップの盾芸を見事に踏襲している。但し、性格が悪い。少なくとも主役二人とは反りが合わなそう。
2話でようやく掴めたのだが、このドラマは2代目キャプテンアメリカの問題を下敷きに、現代もアメリカにあるらしいゆるやかな黒人差別の問題や、元ヴィランの贖罪をテーマに取り扱うらしい。ブラックパンサーは光の黒人ヒーロー映画だったが、ファルコン&ウィンターソルジャーは闇の黒人ヒーロードラマになりそうだ。そんなデカい問題をどうやって6話で消化するんだろうか。
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