前半の人物の話は自分の中で””わかる””範囲の話なんですけれども、車業界のあれやこれやが絡む後半の経営の話はどうにも興味が無さ過ぎて目が滑ってですね……
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概要
週刊東洋経済の人気連載の書籍化企画。
創業家の御曹司であるが故の葛藤、巨大企業の針路を決める重圧……、
知られざる逸話の数々から、その世界最大級の自動車メーカーを率いる男の実像に迫る
一気読み必至のビジネス・ノンフィクション!トヨタという巨大企業のトップが日々見る風景、挑戦、葛藤を知ることで、
日本人ビジネスパーソンであることに誇りを持てるようになる1冊。
Amazonより引用
そういえば俺は車に興味が無いんだった
この本の前半は現トヨタ社長の豊田章男の生い立ちやルーツ、人物像について深く書いてあって、後半はそれを踏まえたうえでトヨタの経営方針は如何に生み出されたかという話について書いてあるんですよね。
で、読んでる最中に気付いたんですけれども、僕って車にも経営にも全然興味無いんですよ。
だから後半めっちゃしんどかったです。
車のことが好きな人や、車業界に勤めてる人なら面白いことが書いてあるんかもしれんのですが。
ノンフィクションの本って他人の気持ちを勝手に付け足すの?
特に明言はされてないんですけれども、恐らくこの本はトヨタの社長に直接インタビューをして構成されてるんじゃなくて、外部に発信されているインタビュー記事などを繋ぎ合わせて書いてあるんですよね。
だから本人の気持ちとかは分からないはずなんですけれども、あたかもそう考えているように書いてあったのが気になりました。
いや、ノンフィクション物は「本人の気持ちを想像して勝手に付け足す」のが お作法なのかもしれないですけれども。
僕が他に読んだ他人が書いたノンフィクション物って浜崎あゆみの小説ぐらいなんでよく知らないのですが。
トヨタの現社長が型破りなのはわかった
この本の中では豊田章男は「現場主義の型破りな革新派」として描写されていて、大企業として守りに入りつつあったトヨタ社を現場目線で変えていこうとしている姿が描かれているんですけれども、まあ存命人物の話だからそうは悪いこと書けないよなあと思ってちょっと冷ややかな目で読んでいました。
ライターが愛知県豊田市在住の可能性もゼロじゃないですし。
精神修行のために滝に打たれるのを習慣にしていたことがあったり、「モリゾウ」と偽名を使ってレースチームに参加していたりと、何だか破天荒な人物らしいところには惹かれました。
まあ、これからニュースでトヨタの名前を見るたびに「お?」とは思うようになるだろうし、そういう意味では読んでおいてよかったのかなーと思います。
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