病的にクセのある人たち(パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか/岡田尊司)

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プライムリーディングで気になった本は全て読むという縛りで生きているのでダウンロードしたんですけれども、医学的な観点で書かれていてちょっと難しかったです。途中からほぼ流し読みになりました。

身近な人間の性格に問題があると思ったときに読むのがいいと思います。

パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)

この本はAmazonPrimeに入会する、あるいは書籍読み放題のKindle unlimitedを使えば、初月無料で読みまくれます。(記事投下時点)

 

 

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概要

現代人の多くが抱えているパーソナリティ障害の諸問題と解決策を、精神医学の観点から詳細に解説。豊富な具体例がとても参考になる。

パーソナリティ障害(人格障害)とは、偏った考え方や行動パターンのために、家庭や社会生活に支障をきたした状態のこと。愛を貪る、賞賛だけがほしい、主人公を演じる、悪を生き甲斐にする、傷つきを恐れる……現代人が抱える生きづらさの背景には、ある共通の原因があるのだ。アメリカ人の10%がパーソナリティ障害であるという統計もある。

本書は、境界性、自己愛性、演技性、反社会性、回避性など、パーソナリティ障害の10タイプそれぞれについて、(1)特徴と背景、(2)接し方のコツ、(3)克服のポイントを、具体的にわかりやすく解説してくれる。パーソナリティ障害全般に関する日本ではじめての入門解説書である。

 

Amazonより引用

 

病的にクセのある人たち

そもそもパーソナリティー障害とは何かというと、僕の解釈ですけれども社会生活に問題が出るレベルでクセのある性格のことをそのように呼ぶようです。

たとえば、嘘をついてでも人の気を引こうと考える人(貴族の末裔と言い出したり、自分の言った嘘を信じ込んだり)は「演技性パーソナリティ障害」と呼ばれる症状で、ご機嫌のブレが信じられないぐらい激しい人(昨日は最高にハッピーだったのに今日は世界の終わりのようにどん底の気分)は「境界性パーソナリティー障害」と呼ばれる症状なんだそうです。

この本では10タイプのパーソナリティー障害が実例と共に紹介されています。

数年前に、ツイッターでちょっと交流のあった人がある日突然「天から啓示を受けたフリ」をし始めて、「人間は自然の中に還るべき」「この世は主観によって形成されていて不変のものは無い」とこの世の真理みたいなことを半年ぐらい言い続けたという珍事があったのですが、今考えてみればあれは演技性パーソナリティー障害だったのかもしれないと思いました。

 

結局親ガチャで人生決まるんか…?

この本によると、幼い頃に親から十分な愛情と庇護を受けていないとパーソナリティー障害が発症しやすいらしいです。

たとえば境界性パーソナリティー障害の人は、人格形成の時期に、病気や死亡による親の不在、両親の不仲、あるいは親が子供に自分の理想を押し付けすぎたりすると、成長してから今まで我慢していたのを取り戻すかのように感情が爆発するそうです。

リスカ女子、自殺女子もこの「境界性パーソナリティー障害」に区分されるとか。

本には各パーソナリティー障害の克服法、周囲の人間の接し方も書いていますが、素人が下手に触るよりもまずは医者に連れていくべきなのかなと思います。

 

読者登録してもらえるとモチベにつながります!!

 


 

 

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