たとえばカツ丼屋に来てラーメンが出てきたら誰でも変な気持ちになると思うんですけれども、この映画も僕が見たかったものと少し違ったから変な気持ちになりました。
いまいちぱっとしなかったです。
ディズニー+で見ました。
あらすじ
アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ、ハルクなど、最強の力を持つヒーローたちが集結し、間一髪で人類滅亡の危機を回避した“アベンジャーズ”――この強烈な戦いによって、トニー・スタークを取り巻く環境は大きく変ってしまった…。
Amazonより引用
俺の読解力が無いだけなのか……?
前の場面と次の場面のストーリー的な繋がりが悪くて、「あれ?もしかして何か重要なシーン見逃したのかな?」ってなることが多かったです。
トニーが兵器ノイローゼみたいになってた割に楽しそうに敵とお手製の兵器で戦ってたりとか。
全体的に映画の主題がボケてる気がします。
感想とか見ても同じような愚痴を言ってる人がいないんで、自分の読解力の性能が低いだけなんかもしれませんが。
路線変更はわからんでもない
アイアンマン1・2が””アイアンマン””という超人にスポットを当てた作品だったのに対して、アイアンマン3は中の人の””トニー・スターク””にスポットを当てた作品になります。
そのため、アイアンマンスーツが従来の作品よりちょいポンコツ気味ですぐ壊れて、生身のトニー・スタークのアクションが多めです。アイデアで敵を突破するというのは、どことなくホームアローンっぽい感じがあって割と好きです。
1・2の「強いアイアンマンの表現」という方向性のまま3作目を作ると、3人目の悪いアイアンマンが出てくるとか、敵の規模を大きくするとか、そういう方向性で作らないといけなくなるので、この路線変更はまあ妥当かなと思います。
過去のスーツ大乱舞をやるなら、もう少し伏線をですね……
クライマックスの大アクションシーンを見て、テンションが上がるという意見があるのもよく分かるんですけれども、個人的には完全に好みじゃなかったです。
過去のシリーズで活躍したスーツが今作で大集合……とかならテンションが上がるんですけれども、アイアンマン3で突然増えたスーツが突然大解放されても、あまり爽快感が無いというか。スーツの性能差がほとんど分からないのも辛い。
幼少期に金曜ロードショーで見たアメリカ映画が、大体こんな感じのアクション偏重映画ばっかりだったから、俺は映画のこと嫌いになって大学生になるまでほとんど映画見なかったんだよなあ……ということを思い出しました。
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