この映画に全く期待していなかったんですけれども、実際に見てみたらアイアンマンよりもこっちの方が好みでした。面白かったです。
ディズニー+で見ました
あらすじ
1942年。兵士として不適格とされた貧弱な少年、スティーブ・ロジャースは、軍の極秘実験「スーパーソルジャー計画」により<キャプテン・アメリカ>として生まれ変わる。身体能力を極限まで高めた強靭な肉体を手にし、同時に正義感に溢れる彼の魂も、極限まで高められる。戦う敵は世界征服を目論むレッド・スカル率いる悪の組織ヒドラ。捕えられた仲間や親友を救うため、キャプテン・アメリカは特殊装備に身を包んで敵地に向かった!
Amazonより引用
能力が弱すぎて最初は何も期待してなかった
キャプテン・アメリカといえば全身青のクソダサスーツ!クソダサスーツといえばキャプテン・アメリカ!!
マブカプシリーズには皆勤賞ながらもキャラランクが特別高いということもないうえに必殺技は盾を投げつけるとすごいタックルぐらいしかなく、正直何も魅力が無いキャラだと思ってました。
トンデモ能力が飛び交う世界の中、人間性で勝負する男
マーベル世界って空飛んでビーム出すとか、怪力過ぎてビルを振り回すとかが許されてる世界観なんですけれども、キャプテン・アメリカってその世界観に生きてるくせに「盾投げるのが上手い」ぐらいの能力しか無いんですよ。
でも、そういう変なトンデモ能力が無いからこそ、逆にキャラクターの人間性をしっかりと映画の中で描かれていて、そこが本当に良かったです。
序盤のガリガリなんだけども正義感と愛国心が最強のキャプテン・アメリカをちゃんと見せてもらえたおかげで、中盤以降の強くなった彼にも普通に共感しながら見ることが出来ました。
青のクソダサスーツの違和感を如何にゼロにするか問題
僕が思うにキャプテン・アメリカをヒーローとして描くためには絶対邪魔になるのはあの青のクソダサスーツなんですよね。
実写映画化にあたってデザインが作り直されたとはいえどもクソダサスーツはクソダサスーツなんですよ。
でもそのスーツを着るに至るまでの必然性や、キャラクターとしての魅力を山場までに十分に描ききることで「何であのおじさんはいつまでもクソダサスーツ着てるの?」みたいな疑問を差し挟む余地を限りなくゼロにしてるように思いました。
まあ、意地悪な見方をすれば「いや、別にもうそのスーツ着るのやめたらええやん」ってことは全然言えるんですけれども、見てるとキャプテン・アメリカ自体が格好いいんでスーツのダサさがあまり気にならなくなるんですよね。
いや、なかなかいい映画でした。
さて、次はいよいよアベンジャーズです。
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