いつの間にかOPがあの有名な『水の星へ愛をこめて』になってました。
ドラマチックないい曲ですね。
第28話 ジュピトリス潜入
アポロ作戦で功績を挙げながら、自らが船長を務めるヘリウム輸送船ジュピトリスに戻ったシロッコ。
彼を危険視するアーガマのメンバーは、レコアを潜入調査に向かわせようとしていた。
自ら危険な任務を志願する彼女を止めようとするカミーユに、レコアは余計な干渉は迷惑だと突き放す。
ゲルググに乗り、ジュピトリスに潜入するレコア。カミーユは後方支援のためにΖガンダムで出撃していたが、ダミー隕石に隠れていたところをサラに発見されて戦闘になる。
一方、ジュピトリス内部を偵察していたレコアは、シロッコと対面した。彼女は、シロッコに引き込まれるような感覚を覚える。脱出してアーガマに戻ったレコアは、シロッコのことをブライトに報告できずにいる自分に戸惑うのだった。
・ジャブローといえばカイ・シデン。いつか再登場するんですかね。
・今日の暴力は男女平等。
・レコアがシロッコのことを想うような描写で今回の話は終わり。ビンタするような男でも平気で惚れてしまうのは時代性なんでしょうか。
・Zガンダムの後半のテーマである『戦争と男女』についての前フリみたいな回でした。
第29話 サイド2の危機
シャアがエゥーゴの出資者と会うためにフォン・ブラウン市へ赴くのと時を同じくして、ティターンズはサイド2に毒ガスを撒布する作戦の準備をしていた。
エゥーゴの拠点と目されるグラナダを攻撃する作戦を隠蔽するためである。ティターンズの毒ガス攻撃を察知してサイド2宙域に急行するアーガマ。
一方、サイド2の市長は抵抗派を抑え込んでティターンズに降伏しようとするが、アレキサンドリアの艦長ガディ・キンゼー少佐はこれを無視する。
混乱するサイド2に接触したカミーユたちは、毒ガス部隊を捕捉したものの、ジェリドのガブスレイに行く手を阻まれてしまう。
カミーユとジェリドの激戦が続く中、カツの乗ったMSネモがガスボンベの破壊に成功する。
・今日の暴力。話も佳境に入ろうとしてるはずなのに、この二人だけトレンディドラマみたいなやりとりを延々と続けている。
・ジェリドの「ひとつのコロニーの犠牲で済むなら条約で禁止されている毒ガスの使用も厭わない」という思想、どこかで聞いたことあると思ったらアメリカの核に対する思想と同じですね。アメリカは核について犠牲を最小限に抑えた素晴らしい兵器と子供に教えているそうです。今回の話はその辺がモチーフになってるのかも。
・終戦直後のアメリカでは核兵器は戦争を終結させた救世主として崇められ、子供のおもちゃとして核の研究キットや核をモチーフにした指輪も売っていた時期もあったとか。※この話のソースは岡田斗司夫です。
第30話 ジェリド特攻
アレキサンドリアはヤザン隊を囮にアーガマをコロニーの残骸に誘導し、伏兵のジェリドとマウアーでこれを攻撃する作戦を展開する。
作戦の準備が進む中、カミーユに対する度重なる敗北に焦りを募らせるジェリドに、マウアーは気遣う言葉をかける。
アレキサンドリアの攻撃が始まり、アーガマのMS部隊はヤザン隊の陽動につり出されてしまう。
孤立したアーガマを襲撃するジェリドたちのガブスレイ。
しかし、カミーユは徐々にジェリドを追い詰め、ジェリドを撃ち抜こうとする。
次の瞬間、マウアーはジェリドの盾となって閃光の中に消えた。重傷を負ったジェリドは操舵を失うが、マウアーの想いが彼に再び操縦桿を握らせる。尋常ならざる気迫でカミーユに攻めかかるジェリド。だが、ガブスレイの両脚を破壊され、撤退を余儀なくされた。次々と大切な人間を失い、ジェリドは悲嘆に暮れる
・ブライトがオカマっぽい口調なのは時代的なものなんですかね。原作版ドラえもんもたまにのび太君がオカマっぽい口調になりますし。
・マウアーが死んで意識がユング心理学で言うところの集合的無意識のような場所に飛ばされるジェリド。ファーストでララァが死んだときも確かこんな演出があった気が。
・マウアーが語った「あなたは世界を正しい方向に持っていくことが出来る。生き延びること、戦うこと、あなたにとって今はそれが正しい」というセリフはジェリドの今後に影響を与えるような気がします。
・そういえばファーストの頃はニュータイプが一人いただけでアムロとシャアの戦力差がとんでもないことになってたのに、Zではそんなに差が開いてないですね。ニュータイプ強すぎるからこっそりナーフされたんですかね。
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