読書

スポンサーリンク
読書

【読書】青春のほろ苦さを切り取った、人の死なないミステリー(クドリャフカの順番 「古典部」シリーズ /米澤穂信)

「氷菓」を始めとする「古典部シリーズ」がよく出来ているのは、使われたトリックには必ず青春のほろ苦さが入り混じっていることです。 「古典部シリーズ」の3作目、「クドリャフカの順番」は文化祭を舞台にした人が死なないミステリー小説です。
小説

【読書】「西尾維新」というキャラクターを描いた小説(少女不十分/西尾維新)

「西尾維新」という作家名がまるでレーベルやブランド名のように流通しているから許された作品。前衛的というか、現代芸術的というか。
読書

【読書】都市伝説にもっともらしい理屈を付ける、新感覚ミステリー(虚構推理/城平京)

クソラノベかと思いきや流石は本格-ミステリ大賞なだけある。
スポンサーリンク
小説

【読書】とにかく驚きたいという人は絶対買うべき(十角館の殺人/綾辻行人)

この小説は、綾辻行人のデビュー作であり、当時のミステリーというジャンルに関わる全ての人(作家、読者問わず)に衝撃を与えた紛れもない名作です。
小説

【読書】ドラえもんをモチーフにした、少し不在(Sukoshi Fuzai)な少女の物語(凍りのくじら/辻村深月)

この作品は辻村深月がドラえもんから受け取ったメッセージを小説の形に昇華した、彼女からドラえもんへの恩返しのような作品です。 随所にドラえもんの道具の名前が出てくるというのもそう感じた理由の一つではあるのですが、何よりも作品の根底に流れるメッ...
読書

【読書】最近の挫折本+ひとつの記事にしにくかった本

読んだはいいけれども、読むのを諦めたり、ブログのネタにはしにくかったものの残留思念。
ビジネス書・実用書・新書等

【読書】ホリエモンの飯インタビューはガチ(堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?/堀江貴文)

VSとタイトルにはありますがホリエモンが寿司職人と修行の是非について議論する本ではなく、和やかに対談しているだけの本です。
ビジネス書・実用書・新書等

【読書】運は操れない!!!!(運は操れる/メンタリストDaiGo)

運は操れる!と書いていたのでサイコロの出目操作でも出来るようになるのかと思っていたんですけれども、そういう本じゃないみたいです。自分は不運だと思い込んでいたのは実は心理的な話であり、運が良い人はそもそも成功確率が高くなるような習慣や考え方を...
ライトノベル

『憂鬱』『消失』に続く大きなターニングポイント(涼宮ハルヒの陰謀 /谷川流)

久しぶりの長編です。 『消失以降』に起こったキャラクターの内面的な変化をリセットせずに、それを物語に組み込んでいて、とても面白かったです。 特にハルヒの人間的な成長っぷりにはちょっと感動しました。
エッセイ集

「細かすぎて伝わらないモノマネ」に通ずる、地味でニッチだけど面白い視点のエッセイ(阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし /阿佐ヶ谷姉妹)

ツイッターで大絶賛されていたのを見て買いました。   阿佐ヶ谷姉妹といえば僕の中では『細かすぎて伝わらないモノマネ』で宗教勧誘のおばさんとか万引きGメンのモノマネをしていたイメージなんですけれども、あの地味でニッチなんだけどちょっと面白い感...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました