ゆるキャラのふわふわアニメみたいな見た目してるくせに何もゆるくねえ。
むしろハード寄り。
群像劇なので428が好きな人なんかは、もしかしたら楽しめるかも?という予感がしています。
1話 変わり者の運転手
日常系と見せかけたサスペンス物?ミステリー物?
まあ、ツイッターで「このアニメやばいぞ」と話題になっていたので、思ったよりシリアスな雰囲気なことについては驚きはなし。
しょーもない会話(誉め言葉)が心地よく、爆笑するほどでもないけれども笑ってしまいます。
主人公のオットセイ(とは明言されていないけど多分オットセイ)の小戸川が女子高校失踪事件に絡んでいるようなことが、作中で暗に匂わされているのですが、露骨すぎてミスリーディングっぽい気も?
はてさてどうなんでしょうね。
1話は伏線ばらまきタイムといった感じでしょうか。
2話 長い夜の過ごし方
登場人物が動物ということ以外は、舞台も設定も嫌になるほどリアルです。
小戸川が運転しているのは東京だと明言されているし、宮崎出身で宮崎の民謡が歌えるアルパカは出てくるし。
売れないアイドルと、それを追いかけるアイドルオタクの関係も妙に生々しいというか。
1話に出てきたSNS中毒のカバも再度登場。
これって、過去に出てきたキャラクターは今後も何かしらの形で物語に関わるからね。覚えといてね。という物語側からの注意喚起ですよね。
この取り留めのない物語が、どのような形で収束していくのか気になってきました。
3話 付け焼き刃に御用心
うーん、面白い。
絵がゆるかわいいアニマルというだけで、実写サスペンスばりの緊張感が画面越しから伝わる。
白川さんのくだりは癒されたけれども、彼女が小戸川のことを好きになる理由がよく分からない。
脚本が良く練られているこのアニメにおいて「なんとなくフィーリングが合った」なんて理由で、しがないタクシー運転手に惚れるとは到底思いにくい。
実は小戸川が死んだ父親に似ているみたいな理由付けが後から為されている可能性もあるけれども、今のところは怪しんでいます。
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