マーベル映画シリーズの主人公が集まって、景気よく暴力を振るうお祭り作品です。
アクションシーンやCGの質は非常に高く、いよいよどうやって撮影しているのかがよく分からないシーンが増えてきました。アメリカのアクション映画は進んでますねえ。
クロスオーバー物は元ネタ知らなくても問答無用で好きなんで、この映画もめちゃくちゃ面白かったです。
ディズニー+で見ました
あらすじ
地球侵略へのカウントダウンが開始された時、70億人もの人類の未来は、最強の力を持つヒーローたちに託された。彼らの名は、アベンジャーズ。だが、意思に反して集結させられた彼らはそれぞれの心の傷に囚われ、ひとつのチームとして戦うことを拒み続ける。次第に明らかにされるアベンジャーズの知られざる過去と苦悩…。人類史上最大の敵を前に、果たして彼らは地球を救うことができるのか? それとも…?
Amazonより引用
意外と過去の作品を見ていなくてもイケそうな雰囲気ある
今までのMCU作品を見てきた人へのご褒美みたいな映画です。
今までの映画を見ていた人にしか分からない、伏線というほどでもない小ネタがばら撒かれていてニヤリとする場面も多かったです。
唯一ハルクの人が変わっているのだけは残念でした。ハルクの映画をアベンジャーズを見たい心を人質に取られて見せられたようなひどい映画だったなんて言ってたんですけれども、自分はあの神経質で今にも自殺しそうなブルースが好きだったらしいです。もう一度見たいとは思わないんですけれども。
まあ、各映画の繋がりは””小ネタ””程度で済んでるので、横着をしてアベンジャーズだけ見るというのも無しでは無いかなという気はしています。映画自体の出来が良いんで。
まるでスーパー玉出の看板みたいに景気良く光るバトルシーン
クライマックスシーンはヒーローたちが力を合わせて、怒涛のように押しかけてくる敵を一騎当千の力で押し返すんですけれども、個人的には彼らは協力しているときよりも仲間割れしてしばきあってるところの方が輝いてましたね。
アイアンマンとソーの対戦とかエフェクトがビカビカ光って最高でした。スーパー玉出の看板みたいで。
次点で弓のめっちゃ上手いおじさんとブラックウィドウが殴り合っているシーン。近接戦で弓ってそう使うんだなーと面白がって見ていました。
ロキ最高
とりあえずこの映画で一番可愛いのは敵役のロキですよね。
ロキが調子に乗る→めちゃくちゃひどい目に遭うという、お笑い用語で言うところの天丼的な流れが定期的に繰り返されて本当に面白かったです。
反抗的なおじいちゃんに向かって自信満々でビームを撃ったと思ったら突然現れたキャプテン・アメリカにビームを跳ね返されてずっこけるところからもう爆笑。
最初は自分の性格が悪いからこういうシーンで笑ってるのかなと思ってたんですけれども、あまりにも確信犯的に同じようなシーンが繰り返されるから、これ狙ってるんだなと思いました。
めちゃくちゃ笑えてヒーローの景気の良い暴力が拝める良い映画でした。
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