一時期社会現象にもなった浜崎あゆみ本です。
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あらすじ
それでもマサ、私は歌っているよ。
浜崎あゆみを生きているよ。歌姫誕生に秘められた、出会いと別れの物語。
Amazonより引用
僕と浜崎あゆみ
僕は浜崎あゆみの曲を何も聞いたことがないので(恐らくコンビニとかで流れていたと思うんですけれども、それを僕自身は浜崎あゆみの曲と認識してません)、彼女のことは色の黒い有名人のおねえちゃんぐらいの認識しかしていません。
作者名の『小松成美』は、浜崎あゆみの本名かペンネームなんだと思ってたんですけれども、浜崎あゆみとは全く別人のノンフィクション作家の名前だそうです。
これケータイ小説?
この本は浜崎あゆみの自伝では無くて、浜崎あゆみを題材にしたノンフィクション小説という形なんで、浜崎あゆみに行ったインタビューを元に作者が肉付けしてるんだと思うんですけれども、開始1ページ目からめちゃくちゃ下手なポエムみたいな薄っぺらい描写が始まってゲンナリ。
「こんな風に書けば馬鹿はロマンチックに思ってくれるだろう」という作者の思惑が透けて見えるというか。
これは恐らく、浜崎あゆみのファン層が広いのでその中でもIQの低い側に合わせたんだと思いますけども、昔懐かしのケータイ小説を読んでいる気分でした。
浜崎あゆみ好きなら楽しめるだろうけれども
ストーリーは割とありきたりで浜崎あゆみという実在のスターが題材じゃなければ読めたもんじゃないんです。
ただ、この本を読めば初期の浜崎あゆみの歌詞がどの時期に誰を思って歌詞を書いたのかという部分がはっきりと分かるので、そこはファンとして面白い部分かなと。
浜崎あゆみファンじゃない僕でも本を読んでから、本に書いてあった曲をYouTubeで聞いてみたら面白がれたのでそこは保障します。
まあ、ファンじゃない人が敢えて読むほどの本ではないです。
逆にファンならかなり面白いと思います。
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