この本、”アタリ”です。
概要
「ああ言えばよかった」と日々モヤモヤしているあなたへ
敵を作らず、かつ理路整然と言い返し、他人を思い通りに動かす方法を伝授します。
「論破力」とは、説得力のある話し方のこと。
論理的な話し方の基本や、便利なキラーフレーズなど、ビジネスから日常のイライラにまで役立つスキルが満載!“自分史上最強モード”でストレスフリーな毎日を
Amazonより引用
議論は事実ベースで行うべき
『議論をするときは事実(※情報元が明らかになっているもの、疑いようの無いもの)をベースにして話しましょう。事実ベースで話すと議論の余地が無くなるので一番最強です』という至極真っ当な話が書いてあります。
至極真っ当なのですが、これがなかなか出来ない人が多い。もちろん、僕も含めてなんですけど。
最近でこそ僕も多少は事実ベースで喋るようになったんですけど、まだまだ思い込みで話してしまうことが多いので、気を付けねばならんなと思いました。
ジャッジがいない状況では議論しない
個人的には「ジャッジがいない状況では議論しない」という心構えを知れただけでも本の値段分の収穫がありました。
『議論は目の前の人間を打ち負かすんじゃなくて、見ている人を意識した発言をして自分が勝ってる空気を作り出すことが大事』という発想は僕には無かったんで、今後取り入れていきたいですね。
他には、議論全体のコントロール方法や、議論中に相手からキレられても受け流せるようになるメンタルセット、相手の動揺を誘えるキラーワード等々、使えそうな小技がそこそこの量紹介されてるので、どんな人でも一つぐらいはこの本から得る物があると思います。
※注意:作者は異常者である
まあ、かなり良い本だとは思いますが、この本は他人からの評価に大して興味が無く、能力と悪口耐性が異常なまでに高くて、裁判経験も豊富という特殊な人間が書いた本ということを忘れてはいけません。
普通の人間が筆者と全く同じことをすると社会不適合者の烙印を押されてしまうので、何を取り入れて何を取り入れないかという取捨選択のさじ加減が結構大事なんじゃないかと思いました。
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やっぱ事実厨は発言に容赦が無いですね。
追記――バズりました
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