たぬかなさんの話に関連した雑記です。
時事ネタ語りをメインにすると「アクセス稼ぎのために流行りに乗ってしまった!魂が商業主義に穢されている!!」と凹んでしまうのでブログで取り上げることは控えていたのですが、「今後はこういう件がもっと増えるし、俺自身もラインが分からない瞬間があるし、きっとやらかす!」と、書くことで自分を戒めようと思いました。
あと、僕とこのブログを読んでくれている僕の周辺人物への警告も兼ねてます。
暴言・放言が許されたのは平成まで
事件の概要を語るのは面倒なのでヤフーニュースのリンクを貼っておきます。
で、次。岡田斗司夫のホワイト革命について。
このツイートが分かりやすいのでこっちも詳しい説明は省きます。
かつて岡田斗司夫ゼミで語られた近未来予測【ホワイト社会】の解説をグラレコしてみました。
テレビ・ネットは今後もどんどん「ホワイト化」が加速する。
そして例えば「ブスいじりがダメ」の次は「美男美女しか出ないドラマ・アニメはおかしい」となり、やがて…。#岡田斗司夫ゼミ#ホワイト化 pic.twitter.com/0r64AkAcV9— 井上ハヤオキ (@hayaokiinoue) 2021年12月20日
簡単に言うと、今後は暴力や差別を感じさせるコンテンツは退化(炎上)していくよ!という話です。
10年ぐらい前までは、タバコ=大人、自立の象徴だったのが、今ではタバコ=不健康というイメージに擦り替わっているのに似ていますね。
岡田斗司夫の中期未来予測は大体当たるので、どうせこれも当たるんだろうなあと思っています。
今の炎上社会を、作家の橘玲と哲学者のマイケルサンデルは、「実力主義の世の中に移行した結果、自分の現実を突き付けられた人たちが、生きる苦しさを正義の有名人叩きで紛らわせてるよ」みたいな分析をしています。
これが有名人にホワイト化を求める流れを加速させてるんだろうなあと思うのですが、今彼らの本を読み直しながら書いてるわけじゃないから、実は全然的外れなことを言ってたらごめん。
アルマスも近いうちに公人扱いになりそう
何にせよこのホワイト社会的な風潮は、個人が声をあげ続ければ2~3年ぐらいは浸食を遅らせることは出来るだろうけれども、10年とかのスパンで見るともう止められないんだろうなあ、と思っています。
今回はスポンサー付きのプロゲーマーがやり玉にあがっているけど、きっと次はスポンサーは付いていないけどJeSUからのプロライセンスを配られたプレイヤーにホワイト化が求められるでしょう。
その次はTOPANGAの勝ちたがりトーナメント常連ぐらいのちょい有名プレイヤー。
その次ぐらいに自分みたいな、普通のアルマスが公人として扱われてホワイト化を求められるのだろうと思います。
好む好まざるに関わらず、どんな人でもSNSで考えられないほどの影響力を持つようになった昨今、その影響力に見合った範囲の責任を背負っている自覚は必要でしょう。
ちょうど昨日、「お前は端的に伝えることを優先しすぎてワードチョイスが無礼になることがある」と言われたとこなんで、気を付けようと本気で思いました。
自分も発信者の端くれではあるので、超えちゃいけないラインの存在を認識しないとですねえ……
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オマケ
かつて岡田斗司夫の語った中期未来予測・評価経済社会って「評価が通貨のように流通する」という部分だけがクローズアップされがちなんですけど、本質的にはそれに伴って恋愛観や倫理観、社会情勢も急激に変化するという話なので超面白いです。オススメ。
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