機動戦士ガンダム感想 18話~20話

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18話 灼熱のアッザム・リーダー

・ 前話から引き続きアムロ脱走中。「アムロの我が儘を見過ごすことが出来ない」と自分のやったことを棚に上げて言うセイラさん。

・フラウが車でアムロを探しに行くも、ガンダムの図体がデカすぎてすぐにアムロ発見。アムロは単独でジオンの鉱山を叩くつもりらしいです。鉱山の様子を窺おうとするフラウに「見つかったらどうするんだ」ってガンダムのコクピットから言ってたのが面白ポイントでした。ガンダムの方が百倍目立つ。

・アムロは嫌になって逃げたのではなくて、自分の実力を認めてほしかっただけ。ガンダムを勝手に持ち出すのはどうかと思うけれども軍人根性芽生えてきました。

・今回のガンダムのアクションシーンがめちゃくちゃカッコいい。全体的に爆発とレーザーと炎が多めだからか。すごい描きづらそうなアングルでガンダムのアクションを描いているのがそそる。縦横無尽。

・キシリアは国家機密の漏洩を防ぐためにジオン軍の兵士ごと鉱山を爆破。この後にキシリアと対比するように、弱った兵士をアムロが助けるんだけれども、そもそもの元凶はお前じゃないか。

・第102基地。たくさんある鉱山のうちのひとつ。これはみすみす戦力を表に晒しただけ。敵も警戒を強めた。超裏目。

 

19話 ランバ・ラル特攻

第19話 ランバ・ラル特攻!

第19話 ランバ・ラル特攻!

 

今までのアムロはその日の気分でゴネていただけだったのですが、今回のアムロは挫折しながらも目標を持てたのが良いですね。パイロットとしても、人間としても、アムロより遥かに格上のランバ・ラルをどのように乗り越えるのか。今後の展開に期待したくなる終わり方でした。「時代が変わったようだな。ぼうやみたいなのがパイロットだなんてな」というランバ・ラルのセリフは、まさにアムロの壁役としての象徴的なセリフですよね。きっと越えるだけじゃ済まないんだろうな。期待が膨らむ。

・シャアと小競り合いをしてるときはモビルスーツに乗って相手を殴っていれば良かったわけなのですが、ここにきてアムロは”人として”の成長を求められているわけですね。まあ、鬱の症状を訴える時だけ元気が良かった以前までと比べると、ハモンに食って掛かった分だけ成長は感じるのですが。

・今回の空気感すごくいいですよね。ホワイトベースを見つけたときのジオン軍の暗号『風はすぐ吹く』とか、意味わかんないけどカッコいいじゃないですかw

・ホワイトベースのバーニアで敵を破壊するシーンがイカス。というかここ数話の戦闘シーンはガチでかっこいいですね。 

 

20話 死闘!ホワイト・ベース

第20話 死闘!ホワイト・ベース

 

・いつからかブライトさんは人に「頼む」と言うことが多くなってきたような気がします。この回だとリュウにカイ達を探すようにお願いをしたときですね。自分ひとりの無力さを自覚するようになってきたという意味では人として成長したのかな、ブライトさん。

・マ・クベの策略によって新モビルスーツ『ドム』の補充を受けれなくなったランバ・ラル部隊はゲリラ作戦でホワイトベースに突撃することに。このことはジオン軍の政治的な事情が絡んでいるようですが、そんなことまで考察するのは面倒なので忘れることにする。

・セイラさんがガンダムに乗ると悪い予感しかしない。

・アムロが戦うにあたってガンダムに固執しなくなってるところが成長を感じるポイント。ランバ・ラルと出会ったことで思うところがあったんだろうなと。

・セイラさんがジオン軍の偉い人の血縁者っぽい描写。

・「兵士の運命がどういうものか見ておくことだ」と言い残して、追い詰められたランバ・ラルは自殺。アムロの越えるべき壁として描写されていたランバ・ラルでしたが、彼が自殺することを想定出来なかった時点で、アムロは兵士としてランバ・ラルに追いつけなかったということですね。

・とはいえランバ・ラルはアムロの越えるべき壁としてだけではなく、旧時代の象徴のような描かれ方もしていたわけです。だから仮に、アムロが思想面で彼を正攻法で追い越してしまうと第二の戦馬鹿にもなりかねないわけでですね。そう考えると今後のアムロにとっては追い越せなくて良かったのかなと。

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