機動戦士ガンダム感想 21話~23話

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21話 激闘は憎しみ深く 

第21話 激闘は憎しみ深く

第21話 激闘は憎しみ深く

 

・リュウ死亡の回。ここ最近、急にリュウにスポットライトが当たってたと思ったら、それ自体が死亡フラグだったとは。アムロにガチ鬱展開が襲い掛かる。

・ホワイトベースの物資が乏しいらしい。ボヤく乗組員にブライトが「知恵と工夫で切り抜けろ」 とブラック企業の訓示みたいなこと言い出したのが面白い。

・懲罰房に入れられたアムロが軍服を着ていて、最初と比べたらほんと軍人としての自覚出てきたよなーと思った。そういや「ガンダムというアニメは最初から主人公を軍人にしちゃうと世間からの風当たりが強くなるから、徐々に普通の人間を軍人にした」という話を聞いたことがある。

・ザクを盾に銃撃回避するアクションが素敵。発想が面白い

・ガンダムの空中合体は二度とやらないかと思った

・リュウが死んでみんなで責任の被りあいをするシーンでは「我々が未熟だったばかりに」と言ってブライトが膝から崩れる姿が泣ける。ようやくひとりでは何も出来ないことを自覚するようになったときに、一番頼りにしてた人間が逝く(しかも自分のフォローのために)のはあまりにも……。あまりにも……。

 

 22話 マ・クベ包囲網を破れ!

第22話 マ・クベ包囲網を破れ!

 

ついにブライトさんが病んだ。ミライさんが代理で指揮を執るが、セイラさんに容赦なく指示のダメ出しをされて心のエネルギーを消耗していく。リュウがいたら身体を張ってフォローしてくれただろうに……。

・最初は不安を蹴飛ばすように声を張って指示を出していたのが、どんどん不安が顔を覗かせていくっていうミライの心の動きの描写が見事だなと思いました。

 ・「え?戦闘中に空中換装を!?」とアムロがゴネるシーンが見てて胃が痛くなる。いや、アムロがゴネるのはいつものことなんですけど、今回はアムロのゴネ方に正当性があるのが…。現場と指揮系統で認識が全然違うっていうのは仕事を思い出して見てて辛い。

 

 23話 マチルダ救出作戦

第23話 マチルダ救出作戦

第23話 マチルダ救出作戦

 

・今までで一番ガンダムがボロボロになった回でしたね。思えば戦闘から一番程遠い人間であるマ・クベが一番ホワイトベースを追い詰めている。今までの連中はゴリラすぎたのかもしれない。 

・冒頭に政治的な駆け引きを匂わせるシーンがありますが、そこまで脳が追いつかないので無視します。いよいよ整理が難しい 。紙とペンほしい。

・ブライトからミライに正式に司令官の引き継ぎを行われる。それに対して「そんなの出来ません」みたいなことを言うミライを見てると、自分の仕事の嫌な思い出がダブってまた胃が痛くなる。

・ここ最近コアファイターの出撃が多くなりましたけれども、何か理由って説明されてましたっけ?

・「リュウ。お前のやり方は利口じゃあなかったかもしれんが、俺達に模範を示してくれた。何をやったかで人間の値打ちは決まる。お前は強い、だからだよ、負けまいと思うのだがな」というブライトさんのセリフはこの作品の死生観の核となりそうな予感。だとすると、このメッセージを視聴者に伝えるために絶対あと3人ぐらい壮絶な死に方するよな……。

ガンダムがパワーアップするっていうから、もっとサイヤ人みたいな感じでガンダムの見た目が金色になるのを期待してたのに、まさかただのホバーボードとはね。いや、今まで出来なかったことが出来るようになるんだから凄いのは間違いないんだけども。

・盾をぶん投げて敵にぶつけるアクションとかあったけど、ここ数話ぐらい急に盾の扱いが悪くなりましたよね。

・サラッと次回予告でマチルダの死がネタバレされる。ふざけんな。

・ランバ・ラルがアムロにとって超えるべき目標だったわけですが、マチルダはアムロにとって大人の女性の象徴だと思うんですよね。頼るべき大人の死を乗り越えて人は強くなっていくのだろうか。

 

プロフィール

読書好きのゲーマー。
ゲームは無双みたいなライトな物が好き。
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