3部のオマージュっぽい話が続きますね。
7話 6人いる!
志願したボランティアに爆弾くっつけるのイカれてる。
荒木先生の考えるアメリカの刑務所は倫理観がローマ帝国ばりに低い。
8話 フー・ファイターズ
プッチ神父登場&フーファイターズ加入回。
意識のあるスタンドという意味では、フーファイターズはゴールドエクスペリエンスレクイエムの発展系とも言えますね。
「モブの中に敵が紛れているッ!!」という展開は、3部のダークブルームーン戦の焼き直しですね。こういうときにハッタリをかけて偽物を炙り出すのが承太郎、最初から全員殴るのが徐倫。
その後の人間からフーファイターズのプランクトンが重油みたいに零れ出てるシーンは気持ち悪かったです。6部はやはりホラー&サスペンス。
自分の命と父親のDISCを天秤にかける場面で、速攻でDISCに向かう徐倫良かったですね。
キャラクターの哲学がはっきり出ている良いシーンでした。
フーファイターズ戦、原作で読んだときこんな面白かった記憶無かったんですけれどもねえ。やはりジョジョのアニメスタッフは優秀。
9話 取り立て人マリリン・マンソン
プッチ神父がサクランボの茎を口の中で結んでいるシーンの無意味さがすごい。
最近読み終わった荒木飛呂彦の漫画術によると、荒木先生がこういうことをやるときはキャラクターの異様さを際立たせることを目論んでるらしいです。
考えてみれば、人の懺悔を聞きながら、口の中でさくらんぼの茎を結んでる神父って最悪以外の何物でも無いので、そういう意図の演出なのかもしれないですね。
今回の敵、ミラションはジョジョには珍しく正統派の黒髪美人。前髪がループしてるのがちょっと気になりますけど。
賭けの代償を強制的に支払わせる能力「マリリン・マンソン」は、フーファイターズ戦と同じく3部のオマージュでしょうか。
ミラションの能力は、相手が心の中で負けを認めることが発動条件のようですが、徐倫がサイコパスすぎて通用しませんでしたね。
あの屁理屈を心の底から正しいと信じてる女と俺仲良く出来る気しねえよ……
最後はキャッチボールの定義をも独自解釈して、ミラションの顔の形が変形するまでボールをぶつけて終了。どっちが悪役か分かったもんじゃない。
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