運は操れる!と書いていたのでサイコロの出目操作でも出来るようになるのかと思っていたんですけれども、そういう本じゃないみたいです。
自分は不運だと思い込んでいたのは実は心理的な話であり、運が良い人はそもそも成功確率が高くなるような習慣や考え方を付けているという話でした。
つまり、運は操れない。それ知ってた!!
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概要
★スピリチュアル的な開運方法が書かれた本ではありません。
科学的な方法で「運を操る力」を手に入れる本です。★世界最先端の研究でわかった、
幸運をつかむメソッドの全貌を初公開します。★「運を操る力」は、ビジネス、投資、試験、
キャリア、人脈、結婚……あらゆる局面で役立ちます。
つまり、望みどおりの人生が実現できるのです。本書は、運を操るテクニックを知り、
その力をトレーニングによって伸ばしていくための本です。
Amazonより引用
不運は心理学的なバイアスがあるかも?
本の前半の「自分が不運だと思い込んでしまうメカニズム」の話は面白かったです。
たとえばギャンブルには「ツキ」なるものがあるように感じるのですが、
勝ち続けているギャンブラーは波が来たと思ったら負けにくい賭け方をするから流れが来ているように見えて、負けているギャンブラーは次で取り返そうとしてハイリスクなことをやって負けが込んでツキから見放されたように見える、というのが科学的な見解だそうです。
不運というのは確かにあるんだけれども、ある程度はお前の思い込みの力じゃん?ということみたいで。
こういうの面白いですよね。
幸運は普段の心がけしだい
一方で本の後半の「幸運になる方法」の話は個人的にはイマイチ。
まあ、そもそも僕が望んでいた運の話は「明日確実に宝くじに当選する方法」なので、
「瞑想でメンタルを鍛えてチャンスを逃さないようにしましょう」とか「運が良くなるためには行動を起こすのが大事だから失敗を恐れなくなるメンタルテクニックを教えましょう」みたいな話が出ても
「はあ。でも宝くじは当たらないですよね?」としか思わないわけで。
本の中では「仕事運」と称して仕事のテクニックを書いたり、「恋愛運」と称して恋愛の統計的な事実を紹介したりしてて、何か話が上手く誤魔化されてるなー笑って感じでしたね。
運に頼ってはいけないなんて読む前からわかってた
この本の「ガチの運はどうしようもない」という意見には完全同意なんですけれども、それでもその原則を超えた何かを紹介してほしかった……
合理的な話ばかりだし、エビデンスはしっかり出してるんで、信頼出来る本ではあると思います。宝くじには当たらないけれども。
読者登録してもらえるとモチベにつながります!!
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